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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「 コドモノセカイ 」

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岸本 佐知子∥編訳
河出書房新社 2015.10

親友は、ブタの貯金箱。私の弟は、私の腰から生えている。僕の家は宇宙人に侵略された、絶対に…。あの頃わたしたちは、孤独で、弱くて、ひねくれていて、とても〈変〉だった。名翻訳者が見つけ出した現代“子供”文学12編。


普通、子供を主人公した作品を集めた短編集と言えば
可愛らしかったり、ほのぼのする作品を想像するけれど
そこは岸本佐知子さんだもの、そんなありきたりなわけないよな~
と思ったら、予想以上のダークさ。
でも私もあとがきの岸本さんと同じで、自分の子供時代を思い出すと
まさに暗黒時代って感じで、絶対に戻りたいとは思わないし
そのくせ、こうして大人になってみると、子供って何考えているか分からなくて苦手...^^;
と思うことも多々あり、だからこのダークさには妙に納得。
でも、最後におとぎ話風の「七人の司書の館」がくることで
読後に優しい余韻が残るのも、これまたいいのよね。
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by hasikkoami | 2016-02-06 14:56 | 図書館 | Comments(0)
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