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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 チャップリンからの贈りもの 』

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公式サイト
2014年 フランス
上映時間 115分
監督 グザヴィエ・ボーヴォワ

喜劇の神様、

ボクらにどうか

お恵みを――。





"チャップリン遺体盗難事件"については何となく聞いたことがあったものの
熱狂的ファンの仕業なのかな?なんて思っていたら
まさか身代金目的の誘拐で、それもこんなお間抜けな顛末だったなんて!


出所したばかりで仕事の無いエディと
病気の妻と幼い娘を抱え、入院費にも事欠くオスマン
2人が立てた誘拐計画は、何ともズサンで手際が悪く
見ているこちらがじれったくなるほど

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チャップリンの棺をあっちへゴロゴロこっちへゴロゴロだなんて
本来ならばとんでもなく罰当たりなシーンなのだけれど
棺の中であちこち頭をぶつけてアタフタしている
チャップリンの姿が見える様な気も...(笑)

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身代金の要求はまるでコントだし
フレンチノワール常連で、いつもは渋~いロシュディ・ゼムの
腰振りダンスにも笑った

ラストの美談はさすがに映画用のフィクションだろうと思いつつも
チャップリンならありかもな~と思わせるところも流石

チャップリン作品へのオマージュと
チャップリンへの愛と敬意に溢れた作品だった

★★★☆

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by hasikkoami | 2015-09-26 14:27 | 映画館 | Comments(2)
Commented by とらねこ at 2015-09-30 13:52 x
これ、見ている人少ないですよね。

この二人の強盗さん、チャップリンの熱狂的ファンという訳ではないけれど、チャップリンは確かに自分の人生を鼓舞するように見てはいるし、
チャップリンのその精神は分かってるんですよね。

ラストの美談のところは、さすがに実話を基にしているのでここは本当なのでは?と思わせられました♪
Commented by hasikkoami at 2015-10-01 21:50
★ とらねこさん ★

>これ、見ている人少ないですよね。
確かに地味な作品ですものね。
タイトルにチャップリンの名前が入っていても、
今時それだけでは客は呼べないってことなのでしょうか。
良い作品なのに、ちょっと勿体無いですね。

>ラストの美談
実際の犯人には病気の奥さんはいなかった様なので、
さすがにそこは脚色してあると思いますが、
この映画の様に、この事件の後、
彼らが人生を立て直すことが出来ていたらいいな、と思います^^
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