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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 8 1/2 』

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1963年 イタリア
上映時間 138分
監督 フェデリコ・フェリーニ



人生は祭りだ






何かと背伸びがしたかった10代の頃
一端の映画通になった気で寂れた名画座に通い
古今東西の巨匠と言われる監督の作品を片っ端から観ていた
『 8 1/2 』もその時に観たのが最初だが
所詮はフェリーニと言うブランドに憧れるだけの小娘に
『甘い生活』やこの作品が理解出来るはずも無く
以来フェリーニには若干の苦手意識を持っていたのだけれど
今回縁あって約30年ぶりの再見

今やすっかり聞かなくなったパチパチと言うノイズに
わくわくしつつ始まったオープニングにいきなりノックアウト047.gif

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めっちゃかっこいいやーん(≧∇≦)
そりゃ"映像の魔術師"って言われるわけだわな~と今更ながら思う

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初見の時はただの女好きにしか思えなかったグイドも
最高にチャーミング053.gif(死語)だし
苦悩し、葛藤し、逃避し、
「人生は祭りだ」と呟く姿にも共感出来て
こうやって歳をとってから観返すと、また感じ方が違っていいもんだね045.gif

そしてこちらは初見の時から一番のお気に入り(と言うよりトラウマ?)

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サラギーナ

まさに怪女と呼ぶに相応しいビジュアルに漂う哀愁
今見てもやはり強烈

「フェリーニかぁ...(-_-)」(←巨匠に対して何たる言い草)と思いつつ
猛暑の中を遥々出掛けた甲斐があったよ
(ホントは他の作品のついで←つくづく失礼^^;)

★★★★

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by hasikkoami | 2015-08-12 11:14 | 映画館 | Comments(2)
Commented by ituka at 2015-08-12 21:31 x
オープニングの映像は流石に芸術性がありましたね。
ニュープリント版ということですが
グラインドハウスのようなフィルムノイズが何とも心地よかったわ(笑)
こういう映画はグイド同様に頭が混乱して序盤の20分なんて
観てて苦痛の何物でもなかったです^^;

まだまだ修行が足らないってことですかね(笑)

少年時代の娼婦サラギーナのメイクを愛人カルラに施すグイドに
男っていつまでたっても懲りないんだな~と笑っちゃいました。
Commented by hasikkoami at 2015-08-12 22:09
★ itukaさん ★

フィルムのノイズとレコードに針を落とした時の
あのパチパチと言う音にはたまらなくそそられますよね(笑)
とは言えitukaさんは、作品的にはダメだったんですね^^;
私の場合、今回はあくまでもメインはチャン・イーモウで
こちらは期待値低めだったのが良かったのかもしれません。
(どこまでもフェリーニに失礼)

>サラギーナのメイクを愛人カルラに施すグイド
やはり男はいつまでも最初の女を追い求めるものなのですかね?(笑)
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