「 カキフライが無いなら来なかった 」
せきしろ/又吉 直樹【著】
幻冬舎(2009/06発売)
妄想文学の鬼才と、お笑いコンビ「ピース」の奇才が詠むセンチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句四百六十九句。散文二十七篇と著者二人の撮影による写真付き。
このコンビによる自由律俳句集第2弾の 「まさかジープで来るとは」 は以前読んだものの
わが町の図書館には、第2弾はあるのに1はない、と言う
意味の解らない蔵書だった為、長らく読めずにいた(←買わないのね)
しかし今回の芥川賞騒ぎで、ようやくの入荷 \(^o^)/
2の方が全体的にこなれた感じがするけれど
こちらは自由律俳句もエッセイ?もストレートに面白い。
せきしろさんの
「キャベツみたいな観葉植物で通じた」 に思わず吹き出し
「このお通しの正体はなんだ」 は笑い過ぎてお腹痛いww
又吉さんの
「句読点の打ち方が解らないの、でもう寝ます」 は
ブログ書いてる時の私?(笑)
「オハヨウが言えなかったサヨナラは言おう」 も実にじんわりといいので、
きっと「火花」もいいんだろうな...と思ったが、
あまりの予約者数の多さに怯んで諦めた(←やっぱり買わないのね)
by hasikkoami
| 2015-07-27 22:23
| 図書館