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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 Mommy/マミー 』

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公式サイト
2014年 カナダ
上映時間 139分
監督 グザヴィエ・ドラン


まだ僕は幼すぎて、

ただすべてを欲しがっていた。





私の次男は
自閉症スペクトラム(ASD)で
注意欠陥・多動性障害(ADHD)です

一口にADHDと言っても個人差があり
うちの子はプラスASDなので
この作品のスティーヴとは違う部分も多いのだけれど
それでもダイアンとスティーヴのやりとりは
まるで“発達障害児子育てあるある”

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その特性故の純粋さを愛おしく思い
その特性故の激しさと脆さに戸惑い、怯え、
時に怒りを爆発させるダイアンの姿が自分に重なる

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一般的に言って発達障害児の視界は狭い
彼らは“何か”を見ようとする時、それ以外の物は(文字通り)目に入らなくなる
それはちょうどこの作品の狭いスクリーンの様に...
しかし息子を追う私の視界もまた
同じ様に狭くなっていたことに気付かされた

「 発達障害児とその親は自分を信じ過ぎちゃいけない
愛だけでは救えない 」


「 私たちには愛しか無い 」

施設の職員の言葉とダイアンの言葉はどちらも正しい

愛だけでは救えない
でも
愛がなければ救えない

★★★★☆

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by hasikkoami | 2015-06-16 20:16 | 映画館 | Comments(2)
Commented by ituka at 2015-06-16 22:53 x
そうだったのですか!
冒頭一行に衝撃を受けました。
そこまでズバリとよくぞ書いてくれました(ノ_・。)ノ□ヾ(・ω・ ) ナミダヲオフキ
ワタシも昔、悪ガキ息子のことで夜も眠れない日々があり
嫁は毎日泣いてました。
何も(問題が)ない日が本当に幸せに感じたくらいですから
可也やばかった時期がありましたよ(笑)

そうかー、amiさん頑張ってるね!^^
でも、息抜きも必要ですよ(笑)
専門サイトを訪ね、どういうものなのか素人なりに知ってみたいです。




Commented by hasikkoami at 2015-06-17 21:17
★ itukaさん ★

>冒頭一行に衝撃を受けました。
次男のことについてはこれまでにも何度か書いてきたので
特別大げさなつもりはなかったのですが
驚かせたのならすみません(笑)

>息抜き
これだけ映画観てたら十分ですよね(爆)
でも私にとって映画は現実をしばし忘れる為の非日常のはずが、
本作は思いっきり日常でした(笑)
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