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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 ラスト・リベンジ 』

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公式サイト
2014年 アメリカ
上映時間 94分
監督 ポール・シュレイダー



テロは絶対に許さない






このところのニコラス・ケイジの
(役柄上の)無理やりな若作りや
不相応に若くて綺麗なおねえさんとの絡みに
なんだかなぁ...(*´-Д-)ハァ=3と思っていたので
今回の実年齢に近い役は私としては大歓迎^^

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自分が内側から崩れて行くことに怯え
半ば諦めながらも足掻く姿は
『リービング・ラスベガス』のベンを思い起こさせ
久しくご無沙汰だった
哀愁背負ったニックを見られたことには満足だけれど

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突っ込みどころだらけの演出と
穴だらけの脚本は如何ともし難く
スパイものと言うより
認知症老人と心優しきヘルパー青年のロードムービー
と言った感じで
ラストのアクションも何だか取って付けたよう^^;

ならばいっそラストは
老人ホームの中庭でニックの昔話を
優しく聞いてあげてるイェルチンくん

の図でも良かったんじゃないかと(爆)

ちなみに原題の「Dying of the Light(消え行く光)」
おそらくディラン・トマスの有名な詩の一節から
取ったのではないかと思われ(注:あくまでも個人的な見解)

Do not go gentle into that good night,
(その良き夜に身をまかせるな)

Old age should burn and rave at close of day;
(老いたる者は日の終わりに怒りを燃やすべきだ)

Rage, rage against the dying of the light.
(怒れ、怒れ、消え行く光に抗って)

この詩の様に情熱的で感傷的な作品を目指したのだろうが
残念ながらあまりにも遠い出来栄えなのでした^^;

★★☆

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by hasikkoami | 2015-05-16 19:41 | 映画館 | Comments(2)
Commented by ituka at 2015-05-17 00:49 x
お~!これはまた斬新な見解に思わず納得です(爆)
老人ホームを舞台にした認知症老人と心優しき青年ヘルパーとの
心温まるハートフルドラマだなんて!
それまでのサスペンスは老人の妄想話を聞く青年として
そっちの方が吸引力有りそうですよね(爆)

なんだかレオくんとマーク・ラファロの『シャッターアイランド』思い出します(笑)

>ディラン・トマスの有名な詩の一節から

お~!よくこんなにピッタリな詩を見つけましたね!
さすがamiさんだわ~。文学に疎いワタシは、ただただ唸るしかありません(笑)
Commented by hasikkoami at 2015-05-17 22:12
★ itukaさん ★

ニックの自尊心を傷つけないようにフォローしながら
見守るイェルチンくんはまさにヘルパーの鑑です(違)

>それまでのサスペンスは老人の妄想話
そうそう!それなら認知症設定も活きて来ますしね(笑)

それからディラン・トマスの詩は
『インターステラー』で引用されていたので覚えていて、まんまやんか!と(笑)
欧米では知らない人がいないほど有名な詩らしいですよ。
私はもちろん『インターステラー』がお初でしたけど(笑)
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