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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 おみおくりの作法 』

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公式サイト
2013年 イギリス/イタリア
上映時間 91分
監督 ウベルト・パゾリーニ

人と出会い、

死と向き合い、

人生は輝きだす。




淡々とした描写の中に
人生のおかしみ、孤独、優しさ、哀しみ
全てが詰まっていた

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ロンドン市ケニントン地区民生係、ジョン・メイ

身寄りのない人たちの葬儀を行うのが彼の仕事
遺品を頼りに弔辞を書き、埋葬を見届け
そっと遺灰を草木の根元に撒くその姿に
お役所仕事ではない、故人への敬意が見てとれる

ある日、同じアパートの住人ビリーが死後数週間経って発見される
時を同じくしてリストラにあったジョンはビリーの案件を最後の仕事とし
その人生を辿ることでジョンの人生にも変化が訪れる

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ココア   アイスクリーム   尾頭付き   立小便

灰色のセーターから空色のセーターへ着替える様に
味気なかったジョンの日常に少しずつ色が差して行く

「送る」と言う行為は
旅立つ者の為にあるのではなく
見送る者の為にある

哀しくも愛おしいラストに涙が止まらなかった
 
★★★★★

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by hasikkoami | 2015-04-10 22:06 | 映画館 | Comments(6)
Commented by sonnys35 at 2015-04-11 10:49
いつも楽しく感心して拝見させて頂いております
映画や本選びの参考にさせて頂いているのはもちろんですが、ユーモア溢れる文章が大好きです
お忙しいとは思いますが更新を楽しみにしています
Commented by hasikkoami at 2015-04-11 19:30
★ sonnys35さん ★
はじめまして。
このような辺境ブログによくぞお越しくださいました。

本は兎も角、映画はB級からミニシアター系まで
バラバラにも程がある作品選びなので
参考になるのか甚だ疑問ではありますが(笑)
過分なお褒めの言葉もいただいて、嬉しいやら恥ずかしいやら(汗)
これからもどうぞよろしくお願いいたします^^
Commented by ぺろんぱ at 2015-04-14 12:19 x
これは「いつか観る!」お題作としてリスト入りさせている作品です。
amiさんの五つ星を心にしかと刻んでいつの日かきっと臨みます。
Commented by hasikkoami at 2015-04-14 21:40
★ ぺろんぱさん ★
滑稽で、哀しくて、そして、たまらなく愛おしい作品です。
甚だ勝手ながら、ぺろんぱさんには必ずや
お気に召していただけるものと信じてます(笑)
いつの日かぺろんぱさんの感想をお聞き出来る事を楽しみにしております^^
Commented by ituka at 2015-07-05 22:37 x
ビリーの葬儀の様子を彼に見せたかったですね。
娘のケリーに気付いてくれー!でしたが
まさかラストでそういうことになるとはビックリで
イッキに評価アップとなりましたよ(笑)

ひとはウキウキし出すと注意散漫になっちゃう教訓ですかね(爆)
Commented by hasikkoami at 2015-07-06 20:58
★ itukaさん ★

>娘のケリーに気付いてくれー!
私もそう祈ってましたが、あそこで気付かせないからこそ
あのラストが活きたとも言えますよね。

>ひとはウキウキし出すと注意散漫になっちゃう
それまで左右確認を怠らなかった彼の
おそらく初めての交通ルール無視?だったのでしょうね;;
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