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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 アメリカン・スナイパー 』

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公式サイト
2014年 アメリカ
上映時間 132分
監督 クリント・イーストウッド

米軍試乗最多、

160人を射殺した、

ひとりの優しい父親。




実を言うと、イーストウッドで(おまけに私の好きな)戦争映画だと言うのに
何故かあまり食指が動かず、当日まで観ようか迷っていた

興行収入3億ドル突破! 米で社会現象に!
などの前評判を聞くほどに逆に興味は薄れて行き(天邪鬼なんで)
その日鑑賞予定のもう1本との間に3時間弱ものロスタイムが生じてしまうこともあり
もうスルーしてもいいかなぁ...と思っていたのだけれど
先に観たヴァンパイア映画でハイになった勢いで鑑賞
これがもし、某ちょび髭映画の後だったら間違いなく観ずに帰ったよ
あまりにも違い過ぎるこの2本を同日に観るってのもどうよ?と思ったものの
結果的には、観てよかった

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英雄 か 悪魔 か

彼によって命を救われた者には 英雄
彼によって命を奪われた者には 悪魔

そしてこれは敵側のスナイパーにも言える

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壁に飾られたオリンピックの表彰台の写真が物語る様に
彼はかつてその国の英雄だったのだろう
そして今も、ある者にとっては英雄であり
またある者とっては悪魔でもある

“命を救う”   “命を奪う”

相反する2つの行為が同時に行われる
戦争の複雑さと恐ろしさ

音楽にこだわるイーストウッド監督の
あえて無音のエンドロールに深いメッセージを感じた

★★★☆

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by hasikkoami | 2015-02-25 21:26 | 映画館 | Comments(4)
Commented by ituka at 2015-02-25 22:06 x
こういう映画の感想って皆さん割と真面目に感傷的な意見を述べるじゃないですか。
そんな中、初めから最後までノー天気なこと書くと他の方から
かなり厳しい反論とかあるのではと思い
そうなる前に先回りして予防線を張ってしまいましたよ(爆)

今週のツッコミの最後に伴侶をネタにしましたが
本人に確かめたところ「は?そうなの?全然気にしたことないよ」と返されました(爆笑)
Commented by hasikkoami at 2015-02-25 22:38
★itukaさん★
確かにこの手の作品の感想って難しいですよね。
特にitukaさんのブログの様にお客様が多いと色々気を使われるのでしょうね。
(その点、うちみたいな辺境ブログは気が楽~笑)
しかしきっと皆さん、他とは違うitukaさんならではの記事を
楽しみにしてらっしゃると思いますよ。
初めから最後までノー天気・・・いいじゃないですか!^^

それから奥様はきっと、顔で笑って心で泣いてらっしゃるのですよ。
母の鏡ですよ~素晴らしい!
Commented by mariyon at 2015-02-27 20:17 x
敵側のスナイパーのほうから描くと、まったく違った作品になるのでしょうね。
戦争はそういうものだと言う、監督のメッセージがはいっているんでしょうけど。
戦闘シーンと、帰国してからのホームパーティなんかのシーン。
どちらかと言うと、そちらの方が緊張感を感じたのは、演技のたまものでしょう。

実話映画。。。ちょっと、とうぶんいいかな?

Commented by hasikkoami at 2015-03-02 08:00
★mariyonさん★
イーストウッドは「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」で
双方の視点で描いていましたね。
立ち位置が違えば見え方も180度変わってしまうのが戦争の恐ろしさなのでしょうね。

>戦闘シーンと、帰国してからのホームパーティなんかのシーン。
>どちらかと言うと、そちらの方が緊張感を感じた
クリスは戦場の方がむしろリラックスして見えましたよね。
スコープ覗きながら奥さんと電話したりして^^;
以前、イラクやアフガニスタンからの帰還兵の自殺が戦死者を上回った、
と言う記事をを読んだことがありますが、
折角戻って来ても対応出来ず苦しむ兵士たちが今も大勢いるのでしょうね。
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by hasikkoami