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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

お茶の間映画鑑賞   <11月>


観たいと思いつつ機を逃していた、ニキータ・ミハルコフの戦争三部作を鑑賞



『 スリーピング・ボイス~沈黙の叫び~ 』     <WOWOW> 
    2011年/スペイン/124分   【監督】ベニート・サンブラノ
フランコ政権下のスペインで、刑務所に入れられた姉と彼女を助けようと奔走する妹
戦争映画の中でも、内戦ものや内戦後の同じ民族同士の迫害や敵対を描く作品は
見ていて特に辛い。
・・・★★★
『 素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~ 』     <WOWOW> 
    2012年/アメリカ/89分   【監督】ジェイク・シュライアー
元泥棒の偏屈老人とヘルパーロボット
ロボットの声はピーター・サースガードだったのね。最後に彼が吐いた嘘に胸がキュンとなった。
ただフランクと家族の『やさしい嘘と贈り物』的設定はちょっと余分だった様に思う。
・・・★★★
『 (ほとんど)チャーミングな王子 』     <WOWOW> 
    2013年/フランス/87分   【監督】フィリップ・ルルーシュ
やり手だが傲慢で冷徹な会社社長と自由を愛する女性の出会い
タイトルと言い、ストーリーと言い、絶対私の好みじゃないって分かっていたのに
「映画工房」でお薦めされていたのでつい見てしまったけど
オヤジ版ハーレクインて感じでやっぱ私には無理だったわーー;
・・・★
『 ドント・ディスターブ 』     <WOWOW> 
    2012年/フランス/92分   【監督】イヴァン・アタル
妻と幸福に暮らす男性のもとに、自由奔放に生きる旧友が訪ねて来る
もっとドタバタなコメディかと思ったら、いかにもフランスらしいシニカルな作品だった。
留置所のシーンは良かったけれど(隣の部屋で歌う黒人さん最高~!)
全体的にはちょっと物足りない。
・・・★★☆
『 ホーリー・モーターズ 』     <WOWOW> 
    2012年/フランス/ドイツ/116分   【監督】レオス・カラックス
白いリムジンに乗り、次々と別の人格に変身しながらパリの街を走り回る男の不思議な1日
ひたすらドニ・ラヴァンを堪能~。メルドが出てきた時は嬉しかったな~(笑)
・・・★★★★
『 わたしはロランス 』     <WOWOW> 
    2012年/カナダ/フランス/169分   【監督】グザヴィエ・ドラン
性同一性障害に悩み苦しんだ末、女性として生きる道を選んだ男性
ボウズでも女装しててもメルヴィル・プポーはやっぱり美しいのであった。
・・・★★★☆
『 いとしきエブリディ 』     <WOWOW> 
    2012年/イギリス/91分   【監督】マイケル・ウィンターボトム
刑務所に服役中の父親が出所するのを待ちわびる母と幼い4人の子どもたちの日常
まるでドキュメンタリーを観ているような気分。
こうして小さなことが少しずつ積み重なって過ぎて行くのが人生なんだよね。
・・・★★★☆
『 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ 』     <WOWOW> 
    2013年/イギリス/ドイツ/ギリシャ/124分 【監督】ジム・ジャームッシュ
人間社会の片隅でひっそりと独自の生活を送る吸血鬼
うわ~これ好きだわ~!映像も音楽もキャストも最高!
ただイェルチンくんは不憫だったけどね(笑)
・・・★★★★
『 危険なプロット 』     <WOWOW> 
    2012年/フランス/105分   【監督】フランソワ・オゾン
平凡な高校の国語教師と文才のあるひとりの生徒の個人授業
ゾクゾクするほど面白かった~!オゾン監督の作品では一番好きかも。
ラストショットが秀逸!
・・・★★★★☆
『 ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 』     <WOWOW> 
    2014年/韓国/日本/120分   【監督】キム・ソンス
記憶操作でアイデンティティーを失いながら陰謀に巻き込まれていく男
これって「アルジャーノンに花束を」のパクリ?^^;
・・・ってそんなことより(え?)キム・ヒョジンちゃんの日本語上手すぎー!
サ行に若干の違和感はあるものの、ほとんどネイティブと言っていい位でビックリ!
・・・★★☆
『 太陽に灼かれて 』     <WOWOW> 
    1994年/ロシア/フランス/136分   【監督】ニキータ・ミハルコフ
時代の波により運命が急変することになった男女の悲劇を描く三部作の一作目。
穏やかだけど激しくて、優しいけれど切ない物語だった。
コトフ大佐とナージャの船上シーンの美しさが忘れられない。
・・・★★★★
『 戦火のナージャ 』     <WOWOW> 
    2010年/ロシア/153分   【監督】ニキータ・ミハルコフ
『 太陽に灼かれて 』に続く三部作の二作目。
内に激しいものを持ちながらも静かで穏やかだった前作とは違いこちらは過酷そのもの。
ナージャ大きくなったなぁ...(しみじみ)
・・・★★★
『 遥かなる勝利へ 』     <WOWOW> 
    2011年/ロシア/152分  【監督】ニキータ・ミハルコフ
三部作の完結編。
『 戦火のナージャ 』も本作も決して悪くはないのだけれど
『 太陽に灼かれて 』が素晴らしかったので、物足りなく感じてしまう。
・・・★★★
『 ウィ・アンド・アイ 』     <WOWOW> 
    2012年/アメリカ/104分   【監督】ミシェル・ゴンドリー
NYの下町、学校帰りのバスの中の高校生たちを描く群像劇
初めは「こんなバス、私だったら絶対降りるわ」と観ているのもキツかったけれど
徐々に彼らに情が移ってくる。
終わりの方でメインになったアレックス、漢(おとこ)だったわ~(笑)
・・・★★★
『 トルパン 』     <WOWOW> 
    2008年/ドイツ/カザフスタン/ポーランド/ロシア/スイス/103分
   【監督】セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ
一人前の羊飼いとなるべく嫁探しに奔走するカザフスタンの青年
もし日本でリメイクするなら主演は是非柄本時生くんで(笑)
親友のボニもイイ味出してた。
・・・★★★
『 海に帰る日 』     <WOWOW> 
    2013年/アイルランド/イギリス/87分   【監督】スティーヴン・ブラウン
最愛の妻を失った男の脳裏によみがえる少年時代の悲痛な思い出
原作は2005年ブッカー賞受賞作だそうだが、確かにブッカー賞~!って感じ(なんだそれ)
映画としては正直いまひとつだったけれど、小説なら読んでみたいと思わせる内容だった。
大好きな新潮クレスト・ブックスシリーズから出ているようなので今度読んでみよう。
・・・★★☆
『 草原の実験 』     <WOWOW> 
     2014年/ロシア/97分   【監督】アレクサンドル・コット
第27回東京国際映画祭<WOWOW賞>受賞作
無垢な美少女と2人の少年のよるラブストーリーは
一切の台詞が排除され、まるで美しい写真集の様。
あまりにも美しく、衝撃的な作品だった。
・・・★★★★☆

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by hasikkoami | 2014-12-02 18:53 | お茶の間鑑賞 | Comments(2)
Commented by ぺろんぱ at 2014-12-04 21:55 x
わーい、「お茶の間映画鑑賞」楽しみにしていました。やっと観た作品でコメできます。それにしてもお茶の間映画鑑賞っていうネーミング、素敵です。

『いとしきエブリデイ』は“名ラストシーン映画”に入れたいような、とても印象に残るラストでした。背負っていかねばならないものはたくさんあるけれど、それが愛おしい日々として家族の心に残ればいいですね。
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』、私もこういう世界は大好きです。
ジム・ジャームッシュ監督作品をすべて観ているわけではないのでこう言ってしまってはいけないのかもしれませんが、『ダウン・バイ・ロー』と同じくらい氏の監督作の中では好きな作品になりましたよ。(*^_^*)



Commented by hasikkoami at 2014-12-05 19:44
★ぺろんぱさん、
作品を観ていようがいまいが、コメント下さるだけで嬉しいです^^
それにこんな垢抜けないネーミングまで褒めていただき、ありがとうございます(笑)

>『いとしきエブリデイ』
>“名ラストシーン映画”に入れたいような、とても印象に残るラストでした
本当ですね。複雑な思いもあるけれど、きっと彼らなら乗り越えて行ってくれる
そんな希望を感じさせる後姿でしたね。

>『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
これまた素晴らしかったですね~!
オープニングから「これはスクリーンで観たかった~!!」とTVの前で臍を噛みました。
(ターンテーブルぐるぐる~は目が回りそうですが・笑)
前作『リミッツ・オブ・コントロール』の映像美を踏まえつつ、
本作はきちんとストーリー性もあって(いや『リミッツ~』も大好きですが・笑)
ジャームッシュ監督の進化は止まらず、って感じですね^^



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