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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「 複製された男 」

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ジョゼ・サラマーゴ【著】 阿部 孝次【訳】
彩流社(2012/10発売)

彼がオリジナルで、自分が複製された男なのか!
孤独な現代人の苦悩とアイデンティティの危機をミステリー仕立てで描いた
ポルトガルのノーベル賞作家サラマーゴの傑作。


以前図書館の新刊の棚にあるのを見かけ一度手に取ったものの
“テルトゥリアーノ・マッシモ・アフォンソ ”に負け挫折。
(何のこっちゃ!?とお思いでしょうが、読めば分かります)
しかしやはり消化不良は嫌なので再度チャレンジすることに。
やたらと回りくどい文体と改行無しでひたすら文字に埋め尽くされたページに
悪戦苦闘しつつ何とか前半を乗り切れば、後半は俄然面白くなり
まもなく公開されるドゥニ・ビルヌーブ監督による映画がますます楽しみになった。

ただ、映画は“テルトゥリアーノ・マッシモ・アフォンソ ”じゃないのね。
確かに(面白いかどうかは別にして)前半のあの雰囲気は小説ならではの表現だな。
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by hasikkoami | 2014-06-28 21:25 | 図書館 | Comments(0)
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