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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「 バン、バン!はい死んだ ミュリエル・スパーク傑作短篇集 」

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ミュリエル・スパーク/著 木村政則/訳
河出書房新社 (2013年11月発売)
突き抜けた意地の悪さが痛快な、
イギリスのブラックユーモアの女王、秘蔵の傑作群。
ミステリあり、スラップスティックあり、ロマンティックな恋愛ありの、
多彩な味わいで贈る日本オリジナル短篇集。

先に読んだ「 影を買う店 」と「 居心地の悪い部屋 」が
それぞれ一冊通して同じ味わいの話を集めているのに対し、
こちらはサスペンス、ミステリ、ホラー、コメディ、と様々な風味が味わえる短編集。

悪意、不条理、「皮肉、と言ったスパイスが効いた話が多い中で
異色とも言えるロマンティックな恋愛モノ、
毎日同じエレベーターに乗り合わせる男女の頭の中を描いた
「上がったり、下がったり」 は、映画にしたらお洒落な恋愛コメディになりそう。
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by hasikkoami | 2014-03-10 21:11 | 図書館 | Comments(2)
Commented by p_giacomo at 2014-03-16 08:10
ミュリエル・スパークといったら『死を忘れるな』が有名なようですが、20年も前に買ったまま未だに読んでいません。
きっかけは、大学生の頃英語の授業で使ったのがスパークの短編だったのですが、これも未熟な読解力では読みこなせず、なぜか著者の名前と代表作だけが記憶に残りました。
図書館の検索をしたらこの短編集があることがわかったので、読んでみようと思います。
Commented by hasikkoami at 2014-03-19 19:40
★p_giacomoさん、
お返事が大変遅くなり申し訳ありません。

>ミュリエル・スパークといったら『死を忘れるな』が有名
そうらしいですね。
恥ずかしながら私は今回が初ミュリエル・スパークで、その作品すら知りませんでした。

この短編集は話のジャンルは様々なのですが、
どの作品も(少々意地悪な)中年女の冷めた視点を感じて、
そこが同じく意地悪中年女の私には大変面白かったのですが、
果たして男性はどう感じるのかが気になるところです(笑)
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