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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

夜明けから夕暮れ、そして真夜中へ・・・


気が付けば既に1月も終わり。
遅まきながら先週、今年劇場鑑賞1本目の作品として
リチャード・リンクレイター監督
ジュリー・デルピー、 イーサン・ホーク主演による
『 ビフォア 』シリーズ3作目『 ビフォア・ミッドナイト 』を観た。


でもその感想を書く前に、前2作を軽くおさらい。





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『 ビフォア・サンライズ 』(1995年)

旅先の列車で偶然出会った男女の一夜の恋の物語

あらすじにすればたった1行で済んでしまうようなよくあるラブストーリー。
しかし全編ほぼ二人だけの会話劇と言う構成や
ぽんぽんとテンポよく交わされる会話もセンスよく
若い主役二人の演技もアドリブかと思う程自然で魅力的。

ウィーンの美しい街並みがゆっくりと朝を向かえる中
半年後の再会を約束し別れたセリーヌ(ジュリー・デルピー)とジェシー(イーサン・ホーク)が
一緒に過ごした時間に思いを馳せながら束の間の眠りにつく静かなラストが素敵。



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『 ビフォア・サンセット 』(2004年)

前作から9年後、ウィーンでの一夜を小説にしベストセラー作家となったジェシー。
著書のプロモーションでパリの書店を訪れた彼は
サイン会のことを知り訪ねてきたセリーヌと9年ぶりの再会を果たす・・・

ジェシーがアメリカに帰る飛行機が出るまでのわずかな時間を
ほぼリアルタイムで描いたこの作品が私は大好き。
もしこの作品が無ければ、前作『 ビフォア・サンライズ 』は
私にとって“なかなか面白いラブストーリー”に過ぎなかったかもしれない。

ニーナ・シモンのマネをして茶目っ気たっぷりに
「ベイビー、飛行機に乗り遅れるわよ」と言うセリーヌに
ゆったりとソファーに座ったまま「分かってる」と微笑むジェシー。
前作のラストも素敵だったけれど、こちらの余韻はそれ以上に素晴らしい。

そして、さらに9年後の『 ビフォア・ミッドナイト 』へと続くのです・・・

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by hasikkoami | 2014-01-26 17:13 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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