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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 かぐや姫の物語 』

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公式サイト
2013年 日本
上映時間 137分
監督 高畑勲



姫の犯した罪と罰。






まるで絵巻物を見ているような映像も
幻想的でありながら懐かしさを感じさせる音楽も
とても美しい。

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「竹取物語」では語られることのなかった姫の犯した罪についての独自の解釈も
「生きる」と言うことに憧れたことへの罰として「生かされる」と言うのは
一見矛盾しているように思えるが
限りなく「生」を繰り返す「輪廻」を「苦しみ」ととらえ
そこから解放されることを理想とする仏教の思想においては当然の罰と言えるのかも・・・

などと、美しいなぁ、とか、なるほどなぁ、とは思うものの、
どうも私はここ10年程ジブリ作品とは相性がよろしくないようで
以前の様に深く心に残るということがなくなった。

それは私の心がそれだけ鈍感になってきたということなのかも・・・
と少し寂しく思いながら劇場を後にした。

<満足度> ★★★

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by hasikkoami | 2013-12-01 15:06 | 映画館 | Comments(4)
Commented by サンオブSk at 2013-12-05 04:40 x
こんばんは。僕は『猫の恩返し』以降で面白い、と思った作品がありません…。なので相性について、ほぼamiさんと同じくらいです。
僕は心が鈍感になったというか鈍っているのはジブリのほうじゃないか、なんて考えます。実際にそこまで敵視しているわけではありませんが、昔の作品はほんとに素晴らしいと思うので、残念な気持ちも混ざっています。なので最近の作品は見に行っていません。
10年と言わずとも僕も精神構造がカタくなったかもとは思うんですが、10年前と今のジブリ作品はあまりにも違う気がします。
…ってこんな内容ですみません!これこそカタいですよね(苦笑)
Commented by hasikkoami at 2013-12-05 21:35
★サンオブSkさん、こんばんは。

>『猫の恩返し』以降で面白い、と思った作品がありません

おお!全く同じです!

>鈍っているのはジブリのほうじゃないか

実は私もそうじゃないかな~と思ったりもしたのですが
そこまで言い切る勇気がありませんでした(爆)
最近のジブリは自分たちの「つくりたい」と言う気持ちばかりが先行してしまっているようで
観る側のことをあまり考えていないのではないのかと言う気さえします。

>昔の作品はほんとに素晴らしいと思うので、残念な気持ちも混ざっています。

これまたそのとおり!
私が思っていることを全てサンオブSkさんが仰って下さいましたよ(笑)
Commented by mariyon at 2013-12-26 13:42 x
むちゃくちゃストレートなのに、いろんなことを考えました。
ジブリの作品は、いつからか、説教臭いテーマが多くて苦手になってしまいましたが、わたしは高畠監督とは比較的相性がいいみたいです。
でも、貴族の娘では幸せになれない…と言うのがちょっと
型にはまっている気がしました。
その与えられた場所で幸せに生きる人間はいっぱいいるのだから。
Commented by hasikkoami at 2013-12-26 22:45
★mariyonさん、
私もこれまでの高畑監督の作品はどれも好きですし、
この作品も決して嫌いと言うわけではありません。
少なくとも『風立ちぬ』よりは好きなんですけど
素直に「よかった~!」とも言えないのが辛いところです。

>貴族の娘では幸せになれない…と言うのがちょっと型にはまっている気がしました。
私なんて、月の世界では満たされず地上に降りてきて
今度は帝の妻になるのは嫌だから帰りたいと願い
いざ迎えが来たらやっぱ帰りたくない、って
単なる我がまま娘じゃん!と思ってしまいましたよ^^;
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