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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 悪の法則 』

d0098286_22235341.jpg公式サイト
2013年 アメリカ
上映時間 118分
監督 リドリー・スコット



罪を、選んだ。






この作品の敗因は
あまりにも豪華なキャストを揃えてしまったこと、なのではないかなぁ。

リドリー・スコット監督にこの面子
そりゃ普通はもっと違うものを期待するよねぇ。

しかし今回鍵となるのは、監督でも俳優でもなく
脚本が『ノーカントリー』や『ザ・ロード』の原作者である
コーマック・マッカーシーってことだと思うのよ。

そしてコーマック・マッカーシーの代名詞と言えば“不条理”(勝手に決め付けてます)

今作も登場人物たちに哲学的な台詞を散々言わせておいて
でも結局は何をしても無駄なんだよ~とあっさり切り捨てる
と言うまさに“哲学的意味における不条理”感に満ちている。

内容的には、超えてはならない一線を越えてしまった主人公が
周囲の人間を巻き込みながら破滅へと向かって行く、と言う単純なお話なのに
この“不条理”感の所為で何か訳分かんないことになっちゃってる。

ただ私は“不条理”や“訳分からん”のは結構好物なので(笑)それなりに楽しめたけど。

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彼にだけ名前が無かったのは、「誰もが彼になり得る」と言う警告?

<満足度> ★★★

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by hasikkoami | 2013-11-18 22:32 | 映画館 | Comments(2)
Commented by mariyon at 2013-11-19 20:40 x
このキャストだけでなく、監督に期待してました。
まあ、ブラッド観れればそれだけで満足的なとこがあるので
難とか時間を作ってもう一度見たいとは思っていますが・・

>彼にだけ名前が無かったのは、「誰もが彼になり得る」と言う警告?

ですよねーーー、だからこそ、もっと感情移入できれば・・・。
Commented by hasikkoami at 2013-11-20 08:17
★mariyonさん、
この作品、リドリー・スコット監督の作品としてはかなり低評価だったみたいですね^^;

>時間を作ってもう一度見たい
実は私もそう思っています。
もっとも私は脇役たちの禅問答のような会話をもう一度聞きたいからなんですが(笑)
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