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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 The Sessions 』    < US版DVD >

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2012年 アメリカ  
監督 ベン・リューイン

今週末公開の新作映画に食指を動かされる作品が無かったので
久しぶりに家でのんびりDVD鑑賞

2012年サンダンス映画祭で
観客賞と審査員特別賞の二冠を獲得しながらも
(ちなみにグランプリは『 ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~ 』)
日本公開がなかなか決まらず
半ば諦めて少し前に購入しておいたUS版DVD


ジャーナリストで詩人でもあるマーク・オブライエン氏のエッセイ
「On Seeing A Sex Surrogate」を原案にした作品。

6歳の時に患ったポリオにより首から下が麻痺
重度の呼吸器障害で“鉄の肺 ”と呼ばれる気密タンク型の人工呼吸器を使いながら大学を卒業し
ジャーナリスト兼詩人となったマークは“障碍者の性”と言うテーマを取材中に
セックス・サロゲート(セックス代行人)の存在を知り、自らも38歳にして童貞を捨てる決意をする


セックス・サロゲートとは性行為困難者に本番を含む性セラピーを行う人のことで
海外では医療行為の一環として認めらているところもあるみたい。
売春とどこが違うのか?という疑問も沸いてくるけれど
売春の目的が行為そのものだとするなら
セックス・サロゲートはその行為に辿り着けるようにすることが目的というところかな。

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重い障害を抱えながらも、何事にも前向きでユーモアに溢れたマーク
ジョン・ホークスが50歳を超えているとは思えない初々しい表情でチャーミングに演じている。
セックス・サロゲート役のヘレン・ハントも
マークの相談役である神父ウィリアム・H・メイシーもとてもよかった。

障碍者の性と言う一見重いテーマをユーモアたっぷり、かつ爽やかに描いた素敵な作品。

ところで、鑑賞後に検索したら只今開催中の東京国際映画祭で上映されるんだね。
おまけに12月の一般公開も決まったみたい。
リサーチ不足で全然知らなかったけれど、何はともあれめでたい!



<満足度> ★★★★

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by hasikkoami | 2013-10-20 23:22 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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by hasikkoami