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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 アンチヴァイラル 』

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公式サイト
2012年 カナダ/アメリカ
上映時間 108分
監督 ブランドン・クローネンバーグ

あなたの

すべてに

感染したい



本当はカナダ版のポスターの方が良かったんだけど、
ブログ開いたらいきなりこれって言うのもなんだから、面白みのないアメリカ版。

デイヴィッド・クローネンバーグの息子、ブランドン・クローネンバーグの長編初監督作は
セレブから抽出したウイルスを、セレブに憧れ同化したいと願う人々に
販売するマーケットが存在する世界を舞台にしたSFサスペンス。

憧れのセレブから抽出した風邪やら皮膚病やらのウイルスに
自ら感染することでセレブとの一体感を感じ快感を覚える・・・
一見アブノーマルだけど、現在でもセレブたちの私生活を追いかけたり
彼らが身に着けているのと同じものを持ちたがる人たちは大勢いるし
コンサートでアーティストの汗付きタオルを投げてもらって狂喜しているファンと言うのもよく見かける。
服やバッグは兎も角、汗なんて完全に排出物なわけだから
憧れの人により近づきたいと願うファン心理としては大差ないのかも。
とは言え私は好きな俳優やアーティストはいても、興味があるのは彼らの作品であって
その私生活を知りたいとは思わないし、握手やハグをしたいと思ったこともない冷めたファンなので
こう言う熱狂的なファン心理は理解出来ないのだけれど。

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主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズは
『X-MEN』ではいかにも普通の男の子って感じだったのに
今回は凄まじいまでの病んでる感が妖しい色気を醸し出していて
このビジュアル無しにはこの作品は成立しないだろうと思わせるはまり役。

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完璧な美の象徴であるハンナ役はサラ・ガドン。
クローネンバーグ父の『危険なメソッド』『コズモポリス』にも出ていたけれど女優の趣味も遺伝したか(笑)

スタイリッシュな映像美と、何より
“キモチ悪い”のが“キモチ良い”
って感じが確かにクローネンバーグっぽいかもね(笑)

<満足度> ★★★
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by hasikkoami | 2013-07-02 19:55 | 映画館 | Comments(0)
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