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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 グランド・マスター 』

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公式サイト
2013年 香港
上映時間 123分
監督 ウォン・カーウァイ


どれだけ愛を失えば、

頂点に立てるのか。




もう随分前の話だけれど、
初めて「ウォン・カーウァイが“葉問”を撮る」と聞いた時は本気にしなかった。
だってウォン・カーウァイとカンフーなんてあまりにも結びつかないから。
その後撮影中と言う話を聞いてもまだ半信半疑で、
数年後予告編が公開されるに至ってようやく「本当だったんだ・・・」と思った。
おまけにその予告編が若干チャン・イーモウの『LOVERS』風だったので
実は『LOVERS』が苦手な私はますます不安を抱えての鑑賞だったのだけれど、
所謂一般的なカンフーものやラブストーリーとは程遠い作品だった。

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イップ・マンとルオメイの関係もそうだけれど、
ルオメイとカミソリの関わりの描き方が何ともウォン・カーウァイぽい。
決して深く関わるわけではなく束の間交差するだけ・・・だからこそその瞬間に漂う濃密な空気が好き。

カンフー映画ファンや『LOVERS』風を期待していた方々には肩透かしだろうが
素材は何であれ我が道を行くウォン・カーウァイ、好きだわぁ(笑)

<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2013-06-22 19:27 | 映画館 | Comments(2)
Commented by mariyon at 2013-06-24 15:18 x
もともと、カーウァイの映像は嫌いではないし、
映像美だったり、本来の使い方とはまったく違う役者さんのキャスティングだったりなので、カンフー映画rとしては見てません。
ただアクション監督があの、ウーピンだったもんで、
あのストップモーションのカンフー場面が、まるで、「ヒーロー」の雨の戦いのシーンとかぶってしまったのが残念。
香港の乾いた空気、これはこの監督ならではだと思います。
Commented by hasikkoami at 2013-06-26 19:31
★mariyonさん、
武術監督はユエン・ウーピンだったのですね。
ウーピンは素晴らしい監督だと思いますが、
カーウァイ作品と合っているかと言うと微妙ですよね^^;

確かにカーウァイとしては解り易い作品ですよね。
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』も解り易かったと思いますが、
英語作品だから除外なのかしら?(笑)

>一番好きな作品
『欲望の翼』と『花様年華』の2本が甲乙付け難いのですが、
群像劇好きなのでやっぱ『欲望の翼』かな。
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