『 L.A.ギャングストーリー 』
公式サイト
2012年 アメリカ
上映時間 113分
監督 ルーベン・フライシャー
まるでギャングな警察たち
ライアン・ゴズリングはいつもと声のトーンや話し方も変えて役作りしてるし、
ロバート・パトリックは文句なく渋いし、
このところ大活躍のマイケル・ペーニャの飄々とした感じも良かったんだけどねぇ。
実話ベースの人間ドラマなのか、完全なるエンタメ作品なのかが
イマイチはっきりしないと言うか、なーんかどっちつかず。
折角実在の人物を扱っておきながらキャラの描き方も表面的で、物語にも深みが無くて薄っぺらいし。
いっそ『ゾンビランド』位開き直ってくれれば新感覚ギャング映画として面白かったのに。(それはナイ)
「息子に誇れることがしたくて始めたのに、
今は自分のしていることを息子に知られたくない。
ギャングと俺たち、何が違うんだ?」
とコンウェル(ジョヴァンニ・リビシ)が言ったように、やってることはギャングと変わりないとしても
その底にあるはずの正義が今ひとつはっきりと見えて来なかったのも残念。
しかしこの作品、日本での評価は結構高い、ってことで
“世間での評判はすこぶるいいのに、自分にはなーんかイマイチ”シリーズに認定。
<満足度> ★★☆
by hasikkoami
| 2013-05-11 18:19
| 映画館