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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『世界にひとつのプレイブック』

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公式サイト
2012年 アメリカ
上映時間 122分
監督 デヴィッド・O・ラッセル


少しイカれたきみが、

なぜか希望の光。





『 ザ・ファイター 』を観た時も思ったけれど、
ハチャメチャで鬱陶しくて面倒くさいけれど、家族大好き!ってのが好きだよねぇ。
デヴィッド・O・ラッセル監督もアメリカ国民も。

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今回初めてブラッドリー・クーパーを上手いと思った。
躁状態演技がリアル過ぎて見ていてイラつくのなんの。
と言うのも、私の息子はアスペルガー症候群で、
アスペと双極性障害の症状って共通する部分が多いのよねぇ。
だからテンション上がり過ぎなパットに振り回される両親が他人事とは思えなかった(笑)


ただもう少し重点が置かれるものと思っていたダンスがあまりにもショボいので
これならいっそダンスシーンが無い方が良かったんじゃ?と思った位だったのだけれど
観客の嘲笑の中大喜びする彼らの姿と、司会者の「何故5点で喜ぶ?」の台詞で納得がいった。
100点なんて目指さなくていい。
自分なりに努力して50点がとれたなら、それで最高にハッピー!
他人から笑われたって馬鹿にされたってそれがどうした!ってことだよね。

精神疾患は日本映画では必要以上にデリケートに扱われがちだけれど、
日本人から見れば過激に見えるほど遠慮なく、
自虐的ユーモアを交えて描いたこうした作品が受け入れられるアメリカという国がちょっと羨ましくもある。

<満足度> ★★★
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by hasikkoami | 2013-05-03 21:57 | 映画館 | Comments(4)
Commented by ituka at 2013-05-04 09:52 x
ダンスシーンが思いのほか少なかったのが残念な映画でしたが
そうか~!世間の常識に流されてはイケないということですね。
彼らなりに努力した結果が、たとえ世間から違和感抱かれてもいいじゃないか。
うんうん、これを参考にひとごみでも言いあえる人格になりたい(って、これでいいの?)←おい^^
Commented by hasikkoami at 2013-05-04 18:53
★ituka さん、
実は私、「日本インターナショナルダンス選手権大会」のNHK放映を毎年楽しみにしていた(残念ながら昨年から放映中止)隠れダンスファンなので、二人の練習シーンを見た瞬間「こりゃダメだ^^;」と思ってしまいテンションガタ落ちだったのですが、ラストで彼らのダンスがヘタなままの理由が少し分かった気がしました。
ダンスも、彼らのこれからも、そんなに甘いもんじゃないですもんね。

>ひとごみでも言いあえる人格
いや、そこは参考にしなくてもよいのではないかと・・・(笑)
Commented by mariyon at 2013-05-08 22:02 x
精神的な病気はなかなかむづかしいけど、
とにかく、この自分勝手なカップルにイラつきながらも
最後までみることができたのは、ひとえにお母さんの存在かな。

>ダンスも、彼らのこれからも、そんなに甘いもんじゃない
そう、そのとうり!
この2人がうまくいくとは思えないけど、
カウチで幸せそうな2人の姿はよかったなと思えました。
(って、母親目線ですが・・・)
Commented by hasikkoami at 2013-05-10 20:16
★ mariyon さん、
病気だと分かっていてもイラつきますよねぇ。
特に私なんて人間が出来ていないので、家族の幸せをギャンブルに賭ける夫や
退院したばかりの弟に突っかかる長男にもイラつきました(笑)

>この2人がうまくいくとは思えないけど
もちろん上手くいって欲しいですが、現実問題としては難しいでしょうね^^;
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