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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『ゼロ・ダーク・サーティ』

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公式サイト
2012年 アメリカ 
上映時間 158分
監督 キャスリン・ビグロー


ビンラディンを追い詰めたのは、

ひとりの女性だった――





いや~疲れた。。。
158分間と言う長い上映時間、退屈はしなかったけれど
終始重苦しい空気と緊迫感に押しつぶされそうで、観た後の疲労感はかなりのもの。

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ジェシカ・チャステインは好きな女優さん。
全体的に色素が薄く、一見清楚で大人しそうだけれど、割れた顎が意志の強さを感じさせる。

初めは髪もしっかりセットされて身綺麗だったマヤが
次第にボロボロになっていく姿に過ぎる年月の長さと彼女の執着の深さを感じた。

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マヤの引き立て役に徹している所為か、今回男性キャラは些か影が薄い。
そんな中で一番私の印象に残ったのはCIA現地員ハキム。
(演じているのは『デンジャラス・ラン』の時から気になっていたファレス・ファレス)
最後の作戦にも同行していたけれどSEALs隊員ではないよね?
沈着冷静に事を進めて行くSEALsたちの中で一人戸惑いの表情を浮かべていたのと
遺体を確認するマヤを静かに見つめる姿が印象的だった。
隊員たちが任務成功の喜びに湧く中、マヤの心の一番近くにいるのがアラブ系のハキムなのも皮肉。

ラスト、前作『ハート・ロッカー』同様にビグロー監督のこのカタルシスの無さが好きだ。


<満足度> ★★★★
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by hasikkoami | 2013-02-18 22:39 | 映画館 | Comments(4)
Commented by ituka at 2013-02-19 22:50 x
これは、ある意味、社会勉強のための映画ってことで事実を知るうえで貴重な再現フィルムと思っています。
死体確認をしたマヤが言葉を発することなく頷くシーンは
パイの元から無言で去って行ったトラのシーンを思い出しました(ってどういうことよ)^^;
それまで苦労したのに、それだけかよ!ってことでしょうか(笑)

フランス特殊部隊映画ご覧になったことがあるんですね^^
Commented by hasikkoami at 2013-02-20 20:47
★itukaさん、
男性の様に戦いにロマンを求めたりしない分、
女性であるビグロー監督の作品はドライになるのかもしれませんね。

>フランス特殊部隊映画
観たと言っても2作品だけなのですが^^;『フランス特殊部隊 GIGN』は実話ベースだった所為か、まさしくどんより系の3拍子で、お気楽なアメリカものに慣れていた身には衝撃的でした。
Commented by mariyon at 2013-02-26 18:13 x
ちょっと長かったんで、途中中だるみ。。。
こんな緊張感あふれる映画で(恥)
でも、こんな社会で、
女性がここまで頑張っているっていう事実にちょっと驚きました。
と言えば、監督もそうですが・・・。
Commented by hasikkoami at 2013-02-28 22:03
★mariyon さん、
お返事が遅くなり申し訳ありません。

私はドキュメンタリー好きなので逆に入り込み過ぎて疲れました^^;
個人的には前作の方が好きですが、
ビグロー監督の作品はこれからも注目して行きたいと思っています。
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