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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「幽霊の涙 お鳥見女房」

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諸田 玲子【著】
新潮社 (2011/09/20 出版)

父と夫も務め、深い傷を二人の心と家族に残したお鳥見役のあの陰働き。
他国で不穏な動きを探る長男の久太郎が行方知れずに。
留守を預かる珠世と家族それぞれにも苦難が降りかかる。

大好きなお鳥見女房シリーズの第6弾。
子供たちも皆それぞれ所帯を持ち、珠世もついに孫を持つ身に。
お鳥見役と言う任務故に父と夫、そして息子に降りかかる苦難に心を痛めながらも
悲しみや不安を面に出さず、家族を優しく包む大らかな珠世は私の理想とする女性。
シリーズ当初の様なほのぼのしたホームドラマではなくなってきたけれど
悲しみの中にも微かな光が射すラストに救われる。
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by hasikkoami | 2013-01-23 08:39 | 図書館 | Comments(0)
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