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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「THE ARRIVAL」

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ショーン・タン【著】
Arthur a Levine (2007/10 出版)

新たな土地に移民した者がその土地で生まれ変わり成長していく過程にある、過去の自分を捨てなければならない辛さと、新しい人生を歩むチャンスを手にした幸せとの両面を描く。サイレント映画のような文字なし絵本。


あまりの美しさと深さに圧倒される。

流れるように美しい描写は
コマとコマとの間の見えない時間までをも浮かび上がらせ
静かに深く心を揺さぶる。

まさしく上質のサイレント映画を観ているようだった。


基本的に物を増やしたくないタイプなのと節約の為、本はなるべく買わないようにしているが
我が町の図書館に無かったので(日本版より1000円以上安い)原書を購入。
もともと本編には文字がない(裏表紙にはNYタイムズの書評あり)ので言葉の問題はないし
何よりこれほど美しい装丁にカタカナ文字は無粋だろう。
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by hasikkoami | 2012-10-17 08:23 | 図書館 | Comments(0)
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