『ハンガー・ゲーム』
公式サイト
2012年 アメリカ
上映時間 143分
監督 ゲイリー・ロス
生存率1/24
それは究極のサバイバル。
戦うことでしか、
生き残れないのか――?
予想していたよりもずっと面白かった。
予告やコピーからバトルロワイヤル的なものを想像していたのだけれどそうではなく
教育係や専属スタイリストがいて視聴者の人気次第でスポンサーがついたり、
差し入れが来たり、果てはその行く末までもが左右される・・・
なんてアメリカ人の大好きなリアリティショーを皮肉ってるところが面白い。
ただバトルシーンは控え目で、それを期待していた人たちにはさぞ物足りなかっただろう。
この作品の評価が、本国と日本で大きく差があるのはそれが原因なのかも。
しかし『The Hunger Games』の目的はいかに飢えを凌いで生き残るか、であって
殺しはあくまでもその手段の一つに過ぎない訳だから
木の上でやり過ごそうが、保護色使おうが(笑)OKな訳ですよ。
そもそも原作はヤングアダルト小説だし、ティーンの女の子たちが熱狂してるってところからも
バトルシーンを期待しちゃいけないのに、そこを勘違いさせる日本の配給会社がいけないのよね。
頼りになるけど無愛想で「人から好かれるのなんて無理!」って言ってたのに
後半どんどん視聴者向けにカメラを意識した行動をとっていく・・・女って怖い。。。
おどおどしてたと思ったらカメラの前ではいきなりトーク上手になっちゃうし
特技は粉袋投げと
重症負いつつ必死に岩メイクしているところを想像すると
何よりカットニスのヒーローっぷりと
ピータのヒロインっぷり(逆じゃないですよ)がツボ過ぎる!
セクシー過ぎるレニー・クラヴィッツも大変美味しかった
若干不安ではあるのだけれど、取りあえず2が楽しみです♪
<満足度> ★★★★
by hasikkoami
| 2012-10-06 07:53
| 映画館