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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「パラダイス・ロスト」

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柳 広司【著】
角川書店 角川グループパブリッシング〔発売〕 (2012/03/31 出版)

大日本帝国陸軍内に秘密裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。
英国タイムズ紙の特派員は、D機関をたったひとりで作り上げた結城中佐の正体を追うが…。

一つ目の「誤算」は『ボーン・アイデンティティー』?
次の「失楽園」は(夢には入らないけど)『インセプション』?
今回はひょっとして映画シリーズなの?なんて思ったけれど単なる偶然でした^^;

前々作「ジョーカー・ゲーム」も前作「ダブル・ジョーカー」も
凄く面白かった!ってことと結城中佐のカッコよさだけは憶えているものの
内容的には綺麗さっぱり忘れてしまっているのだけれど
それはある意味最高のエンターテインメントだと言うことでもある。
それに比べ今回は少しミステリ色が強く、読んでいる時のドキドキワクワク感よりも
読み終えた時の余韻の方が印象に残った。
「暗号名ケルベロス」の内海は、このシリーズ中、
結城中佐以外で初めて忘れられないキャラになるだろうと思う。
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by hasikkoami | 2012-07-19 08:28 | 図書館 | Comments(2)
Commented by カクテキ at 2012-07-19 10:03 x
ある方と、結城中佐の過去がわかったら狼煙を上げて知らせる約束をしておりました(まだシリーズ未読なのでまとめて読むきっかけにするからと)。
なのでうっかり準備を始めてしまって大失敗です(笑)。
でもその方も、狼煙未遂をきっかけに読むことにしていただけたようなので結果オーライです。
いろいろスパイものを読んだり見たりもしますが、結城中佐のD機関の教えがひどく美しく感じられますよ。
Commented by hasikkoami at 2012-07-20 08:44
★カクテキさん、
確かに危うく狼煙を上げそうになる気持ちわかります(笑)

>狼煙未遂をきっかけに読むことにしていただけたようなので結果オーライです。
そうそう!こんな面白いシリース、読まなきゃ勿体無いですよね^^

>D機関の教えがひどく美しく感じられますよ。
以前柳さんのインタビュー記事で、陸軍中野学校の資料に実際この「死ぬな、殺すな」と言う記述があった、と言うのを読んで、あの時代の日本でそう言う教えをしていたことに驚きましたが、それをここまでスタイリッシュなエンターテインメントに仕立てる柳さんも凄いですよね。
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