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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「ティンカ-、テイラ-、ソルジャ-、スパイ 」

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ジョン・ル・カレ【著】 菊池 光【訳】
早川書房 (絶版の為、出版年月日不明)

英国諜報部〈サーカス〉の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ―引退生活から呼び戻された元諜報部員スマイリーは暗黒の領域に分け入る困難な任務を託された。


只今全国順次公開中『裏切りのサーカス』原作。
こちらのシネコンでの公開がまだ先(七夕公開)なのと、原作を読んでないとキツイらしい、
との評判(それって映画としてどうなの?)を聞き、読んでみることに。

図書館には新訳版が無かったので、閑架書庫で埃を被っていたであろう旧訳版を出してきてもらった。

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装丁はすっかり変色していて裏表紙を開くとそこには
昭和54年9月30日 3版発行 とあり
貸し出しカードを入れる紙ポケットまで付いている!・・・時代を感じるわぁ。
思わずゴレンジャー?と思ってしまうけれど
ちゃんとティンカー、テイラー、ソルジャー、プアマン、ベガマンになっているんだね。


ページ数は340とそれほどでもないけれど、上下2段で、何より字が小さい!
最近の本は字が大きくなったよなぁ・・とは思っていたけれど昔はこんなに小さかったんだねぇ。
当時は若かったから気にならなかったけれど、今の老眼の身にはつらい(笑)。
それに菊池氏の翻訳がまた、硬いと言うか古臭い古風と言うか・・・で兎に角読み難くて四苦八苦。
しかし苦労しながらも何とか読み進むと、終盤の緊迫感とその後に残る余韻が素晴らしい。
後半あまりにも夢中になってしまったので、その勢いのままもう一度初めから読み直してしまった。
そしてこれは様々な形の愛を描いた物語でもあったんだなぁ。。。としみじみ思う。
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by hasikkoami | 2012-06-22 08:23 | 図書館 | Comments(2)
Commented by オレンジ at 2012-06-23 21:34 x
おひさしぶりです!
あみさん、いつご覧になるんだろ?とお待ちしてましたが、七夕公開なんですね。
先に原作お読みになったのは正解だと思います! 私はHPで人間関係軽く叩き込んで行っただけなので、多分6割ぐらいしか理解出来てないと思いますが(^_^;)まぁそれでも充分楽しんで満足して帰ってきましたー。それくらいチカラのある魅力的な作品でしたよ。お楽しみに♪
Commented by hasikkoami at 2012-06-24 08:44
★オレンジさん、
お久しぶりです^^

>七夕公開
そうなんですよー。遅いですよね^^;
でもそのお蔭でじっくり原作を読むことが出来たので、かえって良かったかもしれません。
登場人物も多いし、背景は複雑だし、確かに予備知識まるで無しで観るには辛いかもしれませんね。

>人間関係軽く叩き込んで
それ映画の広報が推奨してますね。そもそも宣伝コピーが2度観前提ですしね(笑)

>チカラのある魅力的な作品
おーますます楽しみです♪早く来い来い!七夕!彦星を待つ織姫の気持ちです(笑)
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