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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

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公式サイト
2011年 アメリカ
上映時間 129分
監督 スティーヴン・ダルドリー



あの日父を失くした少年の、

喪失と再生のものがたり




いや~、泣いた泣いた。
原作を読んだ時も泣いたけれど、その時強く心を揺さぶられたのはむしろ祖父母の物語だったので
オスカー視点のみの今回の映画で、ここまで感情移入するとは自分でも意外だったが
6件目のメッセージのあの瞬間は、映像としての影響力を感じないではいられなかった。
過去のエピソードを無くし、シンプルにしたことが映画的には良かったのかもしれない。

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ただ、この種明かしはとても感動的なシーンだけに
彼女本人に語らせるのではなく、原作通りオスカー視点にして欲しかった。


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原作ではそれだけで一つの映画になる程深い“間借り人 ”の物語も
映画ではわずかに匂わせるのみでほとんど語られることはない。
しかしマックス・フォン・シドーの存在感がその浅い描写を補っていた。


映画を観て感動した人も、そうでない人も、是非原作を読んで欲しいと思う。
オスカーと彼を取り巻く全ての人々を一層深く理解出来、愛おしくなる素晴らしい作品だから。


<満足度> ★★★★ (ちなみに原作は文句無く★5つ)
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by hasikkoami | 2012-02-26 10:11 | 映画館 | Comments(0)
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