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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「金色の獣、彼方に向かう」

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恒川 光太郎【著】
双葉社 (2011/11/20 出版)

その昔、彼らは選んだ。自由を。深山を。闇を。幽谷を−。
稀代の作家が紡ぐ、古より潜む“在らざるもの”たちの物語。
表題作を含む全4編を収録。


前々作の「南の子供が夜いくところ」は正直イマイチだったが
前作の「竜が最後に帰る場所」で、やっぱり好きだわ~恒川さん♥と想い復活。
そして今作も、あの世とこの世の狭間をゆらゆらと漂うような不思議な感覚はそのままに
新しい境地も見られてとても面白かった。

一番好きなのは、恒川さんには珍しい(と言うか初?)時代物で
鎌倉時代を舞台に元寇に巻き込まれた男の人生を描く「異神千夜」。
初めは、あれ作風変わった?と思いながらも
凄く面白くてあっと言う間に惹き込まれ、そして後半は怒涛の恒川ワールドへ突入。

時代物なのに言葉使いが現代的で初めは少し違和感があったけれど
そもそも彼らが話しているのは日本語でもないわけだし・・・と(無理矢理)納得していたら
恒川さんが全く同じことをインタビューで言っていた(笑)
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by hasikkoami | 2012-01-24 08:52 | 図書館 | Comments(0)
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