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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「ふがいない僕は空を見た」

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窪 美澄【著】
新潮社 (2010/07/20 出版)

ずっと好きだったクラスメートに告白されても、高校1年の斉藤卓巳の頭の中はコミケで出会った主婦・あんずのことでいっぱい。16歳のやりきれない思いは周りの人たちに波紋を広げ、彼らの生きかたまでも変えていく−。


「女による女のためのR‐18文学賞」なんてものがあることを初めて知った。
世に中には色んな賞があるもんだ。

1話毎に語り手が変わる連作短編集だが
その中にタイトルである「ふがいない僕は空を見た」と言う話はない。
しかしこれほどピッタリとくるタイトルもない。
読み終わった“ふがいない”私もまた空を見ることしか出来なかった。

一番印象に残っているのは「セイタカアワダチソウの空」。
ちょっと是枝裕和監督の「誰も知らない」を連想させて
福田くんの幸せを願わずにはいられない。
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by hasikkoami | 2011-11-05 08:42 | 図書館 | Comments(0)
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