『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』
公式サイト
2009年 香港/フランス
上映時間 108分
監督 ジョニー・トー
記憶を失くした男に
復讐の意味はあるのか──
まず・・・
タイトル長すぎ!
『ザ・ミッション/非情の掟』、『エグザイル/絆』に続く「ノワール・アクション3部作・完結編」なんだから
素直に『ヴェンジェンス/復讐』でいいやんか!
で・・・
ジョニー・トー作品にリアリティを求める気はないが
殺し屋たちとコステロとの間に友情が芽生えるの、いくらなんでも早すぎませんか?^^;
『エグザイル』の時の彼らには長年培ってきた絆があったから
たとえそれがどんなに馬鹿な約束だとしても、それを守ろうとする彼らに説得力があった。
しかし今回は、どうにも唐突な気がして・・・
あーいかん、いかん!野暮なこといいました。理屈じゃないんだよね。
絶望的な状況下でタバコに火をつけ、笑いながら死んでいく馬鹿な男たちを
どれほどかっこいいと思えるか・・・それが全て。
優男の甘い言葉にはときめかないが、いかつい男たちと飛び交う銃弾にはメロメロの私にとっては
どのシーンも痺れるほどかっこよかったことは確か。
最後に・・・
コステロよ、あんたそんなに強いんなら殺し屋雇う必要無いんじゃない?
と言う突っ込みは言っちゃいけないんだよね(爆)