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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「ゴールデンスランバー」

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伊坂 幸太郎【著】
新潮社 (2007/11/30 出版)
俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか。精緻極まる伏線、忘れがたい会話。伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた書き下ろし長編。


「事件の始まり」
「事件の視聴者」
「事件から二十年後」
「事件」
「事件から三ヵ月後」

の5部構成となっていて、まずはじめに事件をメディアを通して見る視聴者の視点で
次に20年後に事件を振り返るノンフィクションライターの視点で描き
それから主人公の視点に移るという構成がとても面白かった。
読み終わってから「事件から二十年後」を再読すると
色々と疑問と言うか推測と言うか・・が出てきてこれまた興味深い。

映画のラストとしては好きでも「納得できるか?」と聞かれれば
(-”-;)うーん・・・と言わざるを得ない主人公のあの選択も
原作では「うん、こういう勝ち方もあり!」と納得できた。
映画はエンターテイメントとして一級品だったけれど
こちらはむしろしみじみと泣ける作品だった。
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by hasikkoami | 2010-03-22 20:02 | 図書館 | Comments(0)
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