「静かにしなさい、でないと」
朝倉かすみ/著
集英社 2009年09月
子犬救出劇を自作自演する美少女、カード破産してもロハス生活を続けるカップル…。「わたし」という容れ物の限界に翻弄される人たちの哀しくも可笑しい自意識を描いた短篇集。
あまりにイタ過ぎる自意識過剰な女たち
でも女だったら多かれ少なかれ彼女たちの気持ちが分かるはず。
(私なんて分かりすぎて怖い・笑)
先に北村薫氏の作品を読んだから思うのかもしれないけれど
男が考える女の怖さなんて甘い甘い(笑)
やっぱり女の本当の怖さは女じゃなきゃわからないのかもね。